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代表あいさつ

転換期の専門領域

体育社会学専門領域代表 山口 泰雄

  2021年6月1日から2023年5月31日まで、一般社団法人日本体育・スポーツ・健康学会 体育社会学専門領域代表に就任しました流通科学大学の山口です。就任に際し、357名の会員の皆様に、一言ご挨拶申し上げます。

 専門領域前事務局から、2021~2022年度役員選挙結果を知らされたとき、正直驚きました。それは、日本体育学会体育社会学専門分科会会長(2010-2011年度)を務め、神戸大学を2018年に定年退職していたからです。Happy retirementした身でしたので、代表を受けるべきか迷いましたが、選挙で選出されたことを受け止め、お受けすることにしました。

 これまで、『転換期』に生きてきました。高校は、“中等教育の多様化”の名のもとに設立された兵庫県立社高校体育科を卒業し、大学院博士課程は、体育教員養成課程のないWaterloo大学キネシオロジー(身体運動学)でPh.D.を取得しました。そして、国立単科大学として設立された鹿屋体育大学で6年間、学部大学院教育に携わりました。神戸大学では、大学設置基準の大綱化(1991)に関わり、教養部と教育学部を改組した発達科学部、また「保健体育科目」から「健康・スポーツ科学」への転換にも関係しました。日本体育学会兵庫支部は、「兵庫体育・スポーツ科学学会」(1991)の名の下の独立学会に改組されました。

 日本体育学会は1950年に発足しましたが、2021年4月から日本体育・スポーツ・健康学会へ名称変更が行われました。3日間の学会大会の1・2日目は、5つの応用専門領域部門に分かれて、テーマに沿ったシンポジウムと一般発表が展開されます。これまで1・2日目に設定されていた専門領域の発表や企画(評議員会・総会等)は、3日目の最終日に設定されました。

 このように体育社会学専門領域も『転換期』にありますが、専門領域前菊幸一代表のもと、「(一社)日本体育学会体育社会学専門領域における今後の在り方検討ワーキンググループ」(松尾哲矢座長)は2020年12月~2021年3月にかけて、コロナ禍においても真剣な議論を重ね、WG答申をまとめられました。第71回学会大会(筑波大学オンライン)の体育社会学専門領域総会(3日目)において、WG答申が報告され議論されます。東京2020オリパラが幕を閉じ、共生社会や健康長寿社会、デジタル・イノベーション社会の構築が社会課題である我が国の未来に対して、体育社会学研究がどのような知見を蓄積し、社会貢献が可能なのか、今、問われています。

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